これは風呂釜に原因がありそうですね。お肌のトラブルでご依頼いただくことも多々あります。
入浴後の肌の痒みは風呂釜の汚れが原因かも！？
入浴後に肌が痒くなる原因は肌にバリヤーとなっていた油が取れて肌が乾燥し敏感となり繊維や雑菌、アレルギー物質の付着により痒みが出ると言われています。しかし今回のお客様は今までは大丈夫だったと言われていました。その場合は風呂釜の汚れが原因の一つかもしれません。
風呂釜は循環機器となっております。浴槽に溜まった汗や垢などの汚れが給湯器まで吸い込まれ再度温められて浴槽に戻ってきます。そのため配管や給湯器内部に汚れが溜まりやすく、雑菌の住処となってしまいます。
今回のお客様は湯船のお湯が汚くなるまで二、三日は使い回すようでした。これは風呂釜を汚す大きな要因になります。汚れたお湯が数日間配管の中を繰り返し通るわけですから。。。配管が汚れてくると短時間でお湯の中に雑菌が大量に繁殖しお湯にとろみが付いてくることもあるようです。
洗浄開始
・フィルターと循環金具を外し確認
フィルターの裏側が湯垢でいっぱいですね。フィルターはご家庭でも簡単に外せますので定期的なお掃除をおすすめします。その奥にある循環金具は無理な着脱を繰り返すと破損の恐れがありますのでお掃除はおすすめしません。プロに依頼しましょう。
・湯はりで現状確認
髪の毛がチラホラ出てきました。赤っぽい汚れも出ています。これは大量に汚れが出てくる予感がします。
・除菌作業です。
オリジナルの除菌剤を投入し風呂釜内を除菌これで99%除菌完了です。弊社の洗剤は塩素を使用していないため素材を痛めることもなく、人体にも優しくなっております。
・洗浄作業
オリジナルの洗浄剤を投入。汚れを浮かして取り除いていきます。こちらも重曹をベースとした洗剤なので人体に優しいものです。泡の力で汚れを取り除きます。
・マイクロバブル投入
この工程で細かい汚れまでも徹底的に除去していきます。
徐々に汚れが浮き出てきました。髪の毛が大量に出てきました。配管の内側にこびり付いていたのでしょう。赤っぽい泡も出てきました。これは珍しいです。浴槽周りを見てみると赤い点が数カ所見つかりました。もしかすると地域の水質の問題で鉄分が多いのかもしれませんね。錆のような感じがします。
結果報告
お客様に汚れを確認いただきました。「うわ！こんなに汚れてたの。。。浴槽は綺麗だから大丈夫かと思ってました。。。」驚かれてました。
湯船のお湯の使い回しは感染症やアレルギーの原因！？
後日お客様にその後の様子をお電話したところ、驚くほどに痒みが治ったようです。喜んでいただけました。このように配管が汚れていると雑菌やアレルギー物質が付着してしまい、症状を引き起こすことがあります。特に抵抗力が弱い高齢者や赤ちゃんがいるご家庭だと心配になりますね。
弊社では風呂釜の掃除からご家族の健康をサポートできるよう日々ハウスクリーニング業務に取り組んでおります。
ぜひお気軽にお問合せください！お待ちしております。
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